私達が3才と5才でバレエに親しみを感じ、好きになっていったのも音楽好きの父の影響かもしれません。小さな頃から日曜の朝はクラシックの音楽で目覚めたものです。子供でも知っている曲やチャイコフスキーのバレエ音楽がメドレーになったCDなど色々買って聞かせてくれました。小学校でリコーダーが始まると教科書に沿ったリコーダーのCDも買ってくれ「こんな風に吹くんだ~」と想像を膨らませたのも懐かしい思い出です。
GWやお盆といったお休みは大体母と3人でコンクール遠征へ出かけていたので毎年お一人様。コンクールなので姉妹同じような結果が出るとは限らず、ある年予選落ちした私に「今晩はしゃぶしゃぶ行こか」と二人でご飯。バレエの事には一切触れず、大好物のお肉をたくさん食べました。言葉には出さないけど、いつも応援してくれている父の優しさにその日の事はとても印象的に心に残っています。
兄弟で最後まで実家にいた私ですが、結婚し家を出た(といってもごくごく近所)その週末、スタジオにいきなりピンポーンってやって来ました。何も用事はなくパンを買って来てくれました。妙な行動でしたが愛されているんだな~と感じました。そこそこの年齢でしたが、いつまでも子供は子供なんですね。
今ではジイジイの愛称が板に付き、孫達がべったりですが。毎朝6時前には起床し、バリバリに仕事をする父はやっぱり尊敬にあたいする存在です!!いつまでも健康でいてくださいね~☆